

図12 不つり合いかじ

図13 半つり合いかじ

図14 つり合いかじ
2・7サイドスラスタ(side thruster)
船首又は船尾もしくは船首尾に装備することによって、船の横すべりが容易にできるため、操船性能が良くなる。船首に装備するものをハウスラスタ(bow thruster)、船尾に装備するものをスターンスラスタ(stern thruster)という。装置の一例を図15に示す。これは電動機駆動の可変ピッチプロペラを使用し、これを、船体の幅方向に貫通したトンネル内に装備したものである。操作は操縦スタンドから遠隔操縦することができる。 
図15ハウスラスタ装備簡略図
2・8復習問題(2
(1)船の基本寸法L,B,D、について説明せよ。 (2)船の喫水について説明せよ。 (3)船の乾舷(フリーボード)とはいかなるものか説明せよ。 (4)船の縦の強度をきめるために、如何なる点を考慮せねばならないか。 (5)船の横の強度をきめるために、如何なる点を考慮せねばならないか。 (6)防火構造上の仕切りと区域の名称をあげよ。 (7)船の推進器の種類をあげ、そのうちスクリュープロペラについて説明せよ。 (8)船のかじの種類をあげ、それぞれについて述べよ。 (9)サイドスラスタについて述べよ。
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